下呂市は豊かな自然や多くの生態系に恵まれた6エリアに分かれており、
それぞれの違う魅力が愉しめます
下呂温泉から車で約15分。飛騨街道の宿場町として栄え、昔ながらの風情ある面影が残る地域です。夏から秋にかけて毎週金曜日には「天領朝市」が開催され、地元の新鮮な野菜や特産品が並び多くの方で賑わいます。まち並みを案内するツアーも人気。
また、江戸時代創業の酒蔵では、どぶろくづくり体験、地酒の試飲なども楽しめます。本格的な蕎麦打ち体験もでき、ちょっと大人の旅を満喫できます。
萩原エリア
通年萩原町下上呂
[ 国重要文化財 ]
創建は1600年ほど前とされ、応永19(1412)年再建の本殿は、拝殿とともに国の重要文化財です。正面向拝の屋根は「こけらびき(板ぶき)」で、長く緩やかな曲線が伸び、この建築様式を三間社流造といいます。本殿南側の妻[つま]に施された「鳴いたウグイス」や拝殿軒の「水呼ぶ鯉」は、飛騨の匠により作られた伝説の彫刻です。
4/上~中旬萩原町四美~尾崎~羽根~飛騨川公園
[ しだれ桜の里 ]
毎年4月上旬頃になると萩原に点在する桜の名所18ヶ所では、見事な姿が道ゆく人を魅了します。重要樹木第1号に市から認定された「岩太郎のしだれ桜」をはじめ、田の水面に輝く「宮谷の桜」のライトアップされた幻想的な姿など、桜めぐりツアーで満喫いただけます。
※気候により変動あり
通年飛騨荻原駅徒歩1分
[ 歴史探訪 先人からのパワーを感じて ]
飛騨萩原駅を西へ下って左手に佇む諏訪神社は、400年前に「諏訪城」が築かれていた跡地です。その頃の本殿や矢倉の敷地・堀・石垣などの城の構えが、今に残されており、岐阜県の史跡に指定され、貴重な文化財として保存されています。境内には神明社をはじめ、12の境内社が祀られています。
5/1~6/30
(日曜休み)萩原本町商店街
[ 萩原の伝統的な菓子 ]
初夏がおとずれると、萩原では歴史的・伝統的な味の和菓子が作られ始めます。米粉とよもぎを練り混ぜて作った生地にあんをくるんだ「あねかえし」がそのひとつ。「あねる」とは南飛騨地方の方言で「練る」の事、あねてひっくり返しながら生地を作る事から「あねかえし」という言葉が生まれました。売り切れゴメンの大好評の味です。
通年
(日曜・祭日休み)萩原本町商店街
[ 酒屋めぐり 利き酒の味 ]
江戸時代中期創業の蔵元です。飛騨地方が徳川幕府の天領だったことから付けられた酒名「天領」は、飛騨の自然で育てられた酒蔵好適米「ひだほまれ」と北アルプスの流水を使用し、100%自家精米にこだわった酒造りが評判です。予約をすれば酒蔵見学や利き酒もできます。